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前半、前線へボールを送る横浜マの喜田拓也

 (21日、サッカーJ1 横浜F・マリノス1―2ヴィッセル神戸)

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 最下位の横浜マがトンネルから抜け出せない。 「みんなのベクトルはそろっていた」と主将のMF喜田拓也。これまでの短いパスをつなぐ戦術を捨て、ロングボールを多用した。前線からの積極的な守備と組み合わせて打開を図った。前半、喜田のミドルシュートで、チームとして4試合ぶりの得点。だが、後半に勝ち越された。

 キスノーボ監督は「今季ベストの試合ができたと思っている。結果はついてこなかったが、アグレッシブさも見えた」と一定の手応えを語った。とはいえ、これで7連敗。同一シーズンの11戦未勝利とともにクラブワースト記録を更新した。

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